[東リの偽装請負を告発し直接雇用を求めるL.I.A労組を勝たせる会]11月13日東京ビッグサイト前行動

2019年11月27日

 11月13日から15日までの3日間、東京ビッグサイトでインテリアの国際見本市、JAPANTEX2019が開催されました。これは日本インテリアファブリックス協会という業界団体が主催したもので、現在、この協会の会長を東リ(株)の永嶋社長が務めています。そしてもちろん東リもこの見本市に出展していました。そこで「東リ偽装請負闘争を勝たせる会」は多くの関係企業が集まり注目が集まる中、東リ永嶋社長が協会を代表して挨拶をする、初日13日の開会式に合わせて抗議行動を決行しました。

 東京ビッグサイトは駅から歩道橋で繋がっており、ビッグサイトの敷地がどこからどこまでかわからなかったので、思い切って見本市が開催される南ホールの入口付近でやることにしました。

 8時40分頃から行動を開始し、見本市参加者が通り過ぎて行く中、『東リは偽装請負を認め、5人を直接雇用せよ!』の横断幕を広げ、ビラをまき、大声を上げて東リの違法行為を訴えました。間も無くして施設管理者と警備員が現れ、抗議行動を妨害し始めました。しかしその行為は逆に衆目を集める結果となりました。一悶着ありましたが、結局9時で引き揚げるということで、施設管理者は妥協しました。

 9時からはビッグサイトの敷地外のりんかい線の駅につながる橋の上で抗議行動を継続しました。今度は拡声器を使って、東リの偽装請負をアピールを始めました。しばらくすると今度は公園管理をする警備員が現れ、管理区域内からの立ち退きを求められました。そうこうするうちに9時半になったので、充分に抗議の効果があったと判断し、引きあげることにしました。


 最後にわかったことですが、私たちを排除しようとしたビッグサイトの施設管理者は実は派遣労働者で、そのうち一人は昔、精力的に労働組合活動をやっていた人で、表向き排除しようとしていたけれど、私たちの活動に内心ではシンパシーを感じていたことを笑顔で語っていました。