[フィリピントヨタ労組を支援する会] 10月11日総行動報告

2019年11月1日

フィリピントヨタ労組の代表エド・クベロ委員長とリッキー・チャベス執行委員が10月10
日に来日し、11日のけんり総行動に参加した。当日、フィリピントヨタ労組と支援する会
は午前11時よりトヨタ自動車東京本社にて面談、申し入れを行い、2020 年東京オリンピ
ック・パラリンピックのワールドワイドパートナーであるトヨタ自動車は、2020 年東京
オリンピック・パラリンピック組織委員会がILOと締結したディーセントワーク「働きが
いのある人間らしい仕事」を促進することを目指す合意書に基づき、「結社の自由即ち団
結権と団体交渉権を尊重する」ことが求められており、誠意を尽くして争議解決をするよ
うに申し入れ書を提出した。エド委員長とリッキー執行委員は面談終了後にレイバーネッ
ト日本のビデオインタビューを受け、レイバーネット日本に掲載されましたのでぜひご覧
下さい。

午後3時45分から行われたトヨタ東京本社前行動は神奈川シテイユニオンの外国人労働組合員も加わり100名以上の結集となった。エド・クベロ委員長はこの争議問題をトヨタはフィリピントヨタ社が対応すると言っているが、フィリピントヨタ社へフィリピン労働雇用省から争議解決のための話合いを要請する書簡を送っているが、返事が全くなく、トヨタはウソつきであり、オリンピックパートナーの資格はないと強く糾弾した。私たちはビラでこの問題を訴え、トヨタ東京本社から出てくる人たちもビラを受け取っていた。なお、私たちは9月に2020 年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会へも要請書を送り、トヨタがオリンピックパートナーにふさわしいか問うている。