[日本エタニットパイプ分会] 10月11日総行動報告

2019年10月24日

リソルは誠実に団交せよ!

アスベスト家庭曝露災害の小菅 仁さんは1997年、父の持ち帰った防塵マスクをつけて子どもの頃遊んだことが原因で42才で中皮腫で亡くなりました。奥さんの千恵子さんは現在「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」の副会長として活躍しています。


10.11東京総行動リソル前
 アスベスト家庭曝露災害の補償事例は日本では同業他社であったクボタに1例ありましたが、やはりクボタでこの度、2人目が顕在化、補償されました。現地の「尼りかん」の機関誌では、「ミサワリゾート(現リソルホールディングス)も御遺族にクボタと同じくらいの対応はすべきです」という心強いメッセージ受けました。


小菅千恵子さんはリソル社前でマイクを握り経過を訴え、申し入れではビルから出てきて待機していた管理職に「訴えが聞こえましたか」と詰めました。アスベスト管製造業では多くのアスベスト労災を出しつつありますが、こういう家庭曝露被害もあるのです。会社は雇用契約の無かった人には補償しないなどといつまで言っているのでしょうか。総合的に補償システムを構築すべきです。

全労協全国一般東京労働組合日本エタニットパイプ分会
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