[支援要請]韓国サンケン労組

2020年7月21日

不当な会社解散・清算の撤回を求め闘っている

韓国サンケン労組への支援をお願いいたします!

皆様へ

韓国サンケン労組は、3年前、皆様のおかげで、解雇を撤回し職場復帰を果たし、元気に働いていました。しかし79日日本の親会社であるサンケン電気は、ホームページに韓国サンケンを、業績不振を理由に、解散・清算すると突然一方的に発表しました。これは韓国現地に社長も知らないことでした。

韓国サンケン労組は、これは組合との団体協約に反するもので違法、不当な決定だとして、713日会社前で記者会見を行い、声明文を通してし、解散・清算撤回を強く要求しました。

そして直ちに会社前にテントを立てて座り込みに突入し、釜山の日本領事館、雇用労働庁、主要な街頭で宣伝活動を行っています。

 韓国サンケン労組では、今すぐ日本に行って本社のサンケン電気に抗議したいと言っています。しかしコロナのために日韓間の往来ができないので、当面は韓国でできることは全てやると決意を明らかにしています。

  韓国サンケンのこの事態に対して、当該労組と、上部団体の金属労組は、全労協をはじめ各労組、団体に支援要請をしています。

 私たちは、韓国からの要請に応えてできる限りの支援をしようと考えています。貴組合においても是非とも韓国サンケン労組の解散・清算撤回の闘いへのご支援をお願い申し上げます。

(連絡先:尾沢孝司090-1805-8630

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<韓国サンケンの解散発表した本社サンケン電気の文書>

各位

2020年7月9日

会社名 サンケン電気株式会社

代表者名 代表取締役社長 和田 節

 子会社の解散に伴う特別損失の発生に関するお知らせ

当社は、本日開催した取締役会におきまして、当社子会社の韓国サンケン株式会社(以下、「KSK」といいます。)を解散することを決定いたしました。また、これに伴い、特別損失が発生することとなりましたので、下記の通りお知らせいたします。

1.経緯及び理由

2019 11 6 日付「主力事業の生産体制最適化並びに非主力事業の戦略的見直しに関するお知らせ」に記載の通り、当社はLED灯具からの撤退を決定しましたが、これに伴い、本年4月末を以てKSKにおける同製品の生産を終了いたしました。

KSKは、長期にわたって業績の不振が続いており、財務内容も非常に悪化していることから、今般、同社の解散を決定いたしました。この解散に伴い特別損失が発生することとなりました。

<以下略>