２０２４年８月２５日
労組・争議団・共闘関係 各位
代表 大森 進（東京全労協議長）
１０・２２東京総行動へのご協力・ご賛同のお願い
皆様の日頃のご奮闘に心より敬意を表するとともに、争議団・争議組合の闘いと東京総行動へのご支援・連帯に、深く感謝を申し上げます。
２４春闘は、３３年ぶりの高水準の賃上げなどという言葉がひとり歩きをしています。しかしそのような実感がどこにあるのでしょうか。中小企業で働く労働者の多くが、物価高に見合わない賃金で生活をせざるをえない状況は依然として変わっていません。最低賃金も同様です。過去最高の上げ幅という言葉とは裏腹に、生活改善にすらならない現実があります。すべての労働者の生活を底上げする闘いを全国の仲間とともに担いつつ、私たちは、労働者の権利と尊厳を守り、取り戻していく闘いの一環として、下記のとおり１０・２２けんり総行動へのご協力とご賛同を仲間のみなさんに呼びかけます。
戦時中の強制動員被害者の救済を求める日本製鉄元徴用工裁判を支援する会は、生存被害者が存命している間に真の解決が行われるよう、早期解決を求めて闘っています。首都圏なかまユニオンUPT・協成の仲間は、会社による組合員へのセクハラ・パワハラの謝罪、そして解雇撤回に向けて闘っています。また、同じく首都圏なかまユニオンの組合員でサイネオス社に解雇された仲間も、不当労働行為の救済と解雇撤回の闘いを続けています。フィリピントヨタ労組を支援する会は、トヨタに、ILO勧告、国連ビジネスと人権に関する指導原則を受入れ、早期争議解決を求めて闘いを続けています。韓国オプティカルハイテック労組は、会社による偽装清算・解雇の撤回、雇用継続を求めて闘っています。韓国内では争議解決に向けた動きが広がり、韓国の国会議員９６名が連名で日本政府に書簡を送っています。ＪＡＬ不当解雇撤回争議団は、組合潰しを許さず希望者全員の原職復帰と損害を補償する解決金の支払いを求めて闘っています。また新たにアジアクリエーション協同組合(全統一)の不当解雇の闘いも加わります。
未だ終戦の目処が立たないウクライナ戦争、イスラエルによるガザ攻撃など、多くの人々の生命や権利、尊厳が平然と踏みにじられる事態が続いています。日本政府は安倍政権の集団的自衛権方針から１０年、いまや戦争遂行・有事体制へと雪崩を打って突き進んでいます。私たちは労働者の生活と権利を攻撃する資本に対しての闘いとともに、こうした全世界の反戦運動との連帯をいっそう広げていなかなければなりません。
すべての争議に勝利し、労働者の権利を守るため、皆さまの総行動へのご賛同、ご協力・ご支援をお願いいたします。
日時 ２０２４年 １０月２２日（火） 全一日
主催 けんり総行動実行委員会
＝集合場所・時間＝
８：４５ 日本製鉄 ＜東京駅＞ スタート集会
日本製鉄元徴用工裁判を支援する会
午前左コース：
１０：１０ ニチアス ＜八丁堀駅＞ 全造船ニチアス退職者分会・アスベスト産業分会
１１：２０ サイネオス ＜日本橋駅＞ 首都圏なかまユニオン
午前右コース：
１０：００ アジアクリエーション協同組合 ＜神田駅＞全統一アジアクリエーション分会
１０：４０ ホテルシャーウッド ＜鶯谷駅＞ 全統一ピードア分会
午後：
１３：３０ トヨタ東京本社 ＜飯田橋駅＞ フィリピントヨタ労組を支援する会
１５：１０ 日東電工東京本社 ＜品川駅＞韓国オプティカルハイテック労組を支援する会
１６：２０ ＪＡＬ本社 ＜天王洲アイル駅＞ ＪＡＬ不当解雇撤回争議団
＊総行動の行動計画の詳細は東京総行動ニュースをご参照下さい
【けんり総行動実行委員会】
〒１０５－０００４
東京都港区新橋４－２１－７つるや加藤ビル４階Ｂ 「東京全労協」気付
ＴＥＬ０３－５４０３－１６５０ ＦＡＸ０３－５４０３－１６５３
郵振 ００１８０－５－３９０７０７ 「けんり総行動実行委員会」
「東京総行動のブログ」 https://tokyo-sokodo.blogspot.com/
賛同と賛同金のお願い
多くの労組・争議団・団体・個人の方々のご理解とご協力を、お願い致します。
★ 団体賛同金 一口 ３，０００円
＊口数は何口でも結構です
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