[日本エタニットパイプ分会] 6月21日総行動報告

2019年6月29日

石綿セメント管製造業3社(旧エタニット、クボタ、旧秩父セメント)は常時、石綿(ア
スベスト)を大量に使用して上水道用高圧石綿セメント管を製造していました。2005年に
クボタショックが起きてはじめて日本のアスベスト公害が明るみに出ましたが、翌年成立
したアスベスト新法(労災でないアスベスト被害者救済、労災時効救済法)の財源にこの
石綿セメント管製造3社は、ニチアスとともに「特別事業主」として拠出することになり
ました。石綿セメント管は、
●1931年〜1985年 日本エタニットパイプが製造
●1939年〜     秩父セメントが製造開始・・・国が戦時需要により製造要請
●1955年〜1975年 クボタが製造 ・・・・そしてクボタショックは2005年
戦時中を含むとはいえ、エタニットは50年あまり、クボタは戦後の20年の製造期間です。
そしてクボタでは、企業内外で500人をはるかに超えるアスベスト被害者を発生させてい
ます。
エタニットにもクボタ同様、家庭曝露、近隣住民、近隣職場労働者の中皮腫発症者あり、
しかしエタニットはクボタのようには救済しません。またアスベスト被害の時効設定をし
ています。



6.21東京総行動リソル前   
アスベスト労災患者さん、奥さんらとリソル社に要請書を渡しに行くと、リソル社は12階
の受付に来てもらいたくなく、三井ビル前のこの行動を止めてもらいたいとのことです。
それであれば労働組合と誠実に団交を行ってください。











全労協全国一般東京労働組合日本エタニットパイプ分会