[JAL不当解雇撤回争議団]10.11 東京総行動 JAL本社前行動

2019年10月15日

時々、雨が強くなる中、17:15から17:45まで、約130名の参加でJAL本社前での抗議行動を行った。
まず、主催者として東京全労協大森議長からの挨拶の後、JAL中部支援共闘青柳議長から「この整理解雇は、整理解雇とは名ばかりの、実質は組合の弱体化を目的とした指名解雇と言えるものだ。このような労務政策はとても許されることではない。職場に復帰させることで、一刻も早く元の状態に戻さなければならない。」という連帯挨拶をいただいた。

次に内田客乗争議団団長から、「我々は、整理解雇された当初から本当に悔しい思いを抱えたままだ。この争議も既に9年目である。会社がこれだけ大きな利益を出している今、その気になれば解決は容易いはずだ。10回目の大晦日を迎えることなく、鋭く会社に解決を迫っていく。」と決意表明があった。

引き続き、ネットワークユニオン寺尾書記長からも連帯挨拶をいただいた。「来年は、オリンピックパラリンピックが開催される。解雇争議を抱え、飲酒問題で国交省から業務改善命令を出されるような、そんな状態で安全運航を担えるのか大いに疑問だ。改善の一歩目として、争議を解決せよ。すぐに解雇者を職場に戻せ。」


最後に、山口乗員争議団団長の決意表明で「一年に2回も業務改善命令を出された航空会社は、JAL以外にはない。今の現場の雰囲気は、過去、事故が多発した時の直前に、とてもよく似ている。赤坂社長の入社年度では、事故多発時代を知らないだろうが、このままでは早晩、大変なことになるだろう。それを防ぐためにも、過去を知るベテランを、すぐにでも職場に戻せ」と締めくくった。

最後に、元気なシュプレヒコールで終了となった。

要請団:
大森 東京全労協議長
関口 交通ユニオン委員長(国労高崎地本委員長)
清田 乗員争議団事務局長
飯田 客乗争議団事務局長