[JAL不当解雇撤回争議団]2月14日総行動報告

2020年2月21日

小雨が降るなか、当該、支援者含め約200名が参集した。

まず主催者として、東京全労協の寺島事務局長が「全ての争議が解決するまで、労働者が強く団結して闘いを勝利していくという決意である」と挨拶。

次に、JAL中部共闘青柳議長から
「JAL争議は、整理解雇と言っているが、実質は労働組合をつぶすための指名解雇である。こんな理不尽な会社が、東京オリンピックパラリンピックの公式スポンサーであっていいのか!一刻も早い争議解決のため、力を結集して頑張っていく」と力強い連帯挨拶を頂戴した。

ここで、本社に対して要請団を送りこんだ。

ネットワークユニオン寺尾書記長は、「JALには、この解雇争議をしっかりと解決して欲しい」と鮮やかな替え歌で、JALに対して早期の解決を要求した。

客乗の内田団長は、
「JALはILOの四度の勧告にもかかわらず、解決に至るどころか、不誠実な態度を取り続け、不誠実どころか人権を蹂躙するような行為をなしている。過去の株主総会における社長の約束も、全く履行されていない。このような状態で、東京オリンピックパラリンピックのオフィシャルパートナーでいていいはずがない。オリパラ組織委員会の名誉を汚さないよう、我々はこの争議の早期解決を強く要求する。早期の全面解決を引き出すべく、力一杯闘いぬきます」と決意表明を行った。

引き続いて、乗員の山口団長からも、
「社長や会長の公の場での発言は、軽いものではない。我々の首を切っておいて、客室乗務員は5000人以上も採用している。首を切った84人をなぜ戻さない。利益も、毎年1600億円も出している。パイロットも、100人以上が病気怪我で飛べないのに、我々はほったらかしだ。会社は、この争議を全く解決しようとしていない。解決する気が無いのは、日本航空だ。今の日本航空には、理が無い。こういうことは許してはいけない。我々は、勝つまで闘いぬく」と力強い決意表明があった。

その後、客乗飯田事務局長から要請時の状況として、要請文は総務の手に渡り、要請に対しての回答を翌週初めにも確認することとなった。また、同行の関口国労高崎地本委員長より次回総行動までに文書での回答を求める要求があったという報告がなされた。

最後は、元気にシュプレヒコールで大いに気勢を上げて、終了となった。

以上