[フィリピントヨタ労組を支援する会]10・30東京総行動報告

2020年11月5日

 

フィリピントヨタ労組を支援する会は当日午後2時からトヨタ東京本社で面談を行い、豊田章男社長への申入書を手渡しました。この申入書原本は当日の午前中にトヨタ愛知本社へ届いています。申入書ではフィリピン労働雇用省がフィリピントヨタ労組組合員の子どもたちが大学、短大、専門学校へ進学する際に返済不要の奨学金を支給する協定をフィリピントヨタ労組と結んだという極めて重大なニュースをトヨタに伝えました。フィリピン労働雇用省は争議解決を本気で考えていてくれるのです。このフィリピン政府の姿勢に対しトヨタは何ら答えようとしていません。また当日撒いたビラにも書きましたが、タイのトヨタでは、「反体制デモに参加するな、違反したら会社規定で罰する」などという人事部長名による文書通達が出され、「基本的人権に対する侵害だ」との批判が巻き起こっており、トヨタが人権感覚を持っていないことがあらわになっています。

東京本社前で行われた抗議行動は賑やかな行動になりました。フィリピントヨタ労組のエド委員長から総行動への連帯メッセージが届き、読み上げられ、大きな感動を呼びました。既に19年にもおよぶ闘いです。今後も東京総行動とともに闘い、争議解決を目指します。



[追記]フィリピントヨタ労組より10月30日同日にトヨタの販売店前で「このパンデミックの時代にドゥテルテ政権の禁断の政策にもかかわらず、私たちは初めての抗議行動を行いました」との報告がありました。写真を掲載します。