東京・池袋にあるサンケン電気東京事務所前で、韓国サンケン労働者に対する廃業・解雇撤回を求める抗議要請行動を行い、80名が参加しました。
支援する会事務長の内田正さんの司会で集会を開始し、初めに東京全労協の大森進議長が主催者挨拶を行いました。
次にインターネットを通して韓国にいる韓国サンケン労組のオ・ヘジン支会長が抗議のアピール。オ・ヘジンさんは「サンケン電気は、韓国サンケンの解散を累積赤字によるものと弁明しているが、現在も韓国で市場活動を行っており、昨年は220億円も稼いでいる。12人の組合員の雇用を保障できない理由にならない。私たちはサンケン電気の弾圧に抗議して620日間も闘いを続けている。サンケン電気が謝罪し、労組と交渉する日まで闘い続ける」と述べ、「日本の仲間の皆さんたちに感謝します、勝利の日までともに闘いましょう」と決意を語った。
先に、支援する会共同代表の関口広行さん(中小労組政策ネットワーク共同代表/交通ユニオン委員長)、支援する会共同代表の中原純子さん(東京全労協副議長)、韓国サンケン労組と連帯する埼玉市民の会代表の坂本俊さんが代表団として東京事務所に申入れしました。申入れ代表団を代表して坂本俊さんが「会社側は担当者がいないと面会にも出てこず電話で対応し、要請書も受け取らなかったので置いてきた」と会社の誠意のない酷い対応を報告しました。
最後は共同代表の関口広行さんの音頭で団結ガンバローで行動を締めくくりました。
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